注文住宅やリフォームを考える際、「少しでも費用を抑えたい」と思う方は多いのではないでしょうか?
特に大分県では、国・県・市町村が連携して住宅購入や改修に使える補助金制度が充実しており、条件が合えば数十万円単位での支援を受けることも可能です。
実際に、子育て世帯や高齢者世帯、Uターン・移住世帯など、幅広い世帯に向けた支援が用意されています。
今回は、大分県内で使える代表的な補助金制度を、購入・リフォームそれぞれのタイミングでまとめてご紹介します。
購入時に使える主な補助金制度

子育てグリーン住宅支援事業(国)
子育て世帯・若者夫婦世帯を対象に、省エネ住宅の取得で最大160万円が補助されます。ZEHや高断熱住宅などが対象で、全国共通の支援制度です。
大分県|若者・子育て住宅取得支援
新築住宅を取得する若者・子育て世帯に対して、最大100万円の補助が受けられます。
省エネ性や耐震性などの条件を満たせば加算される仕組みです。
大分市|住宅取得補助金
市内で新築を取得する子育て世帯向けに、最大30万円の補助があります。
別府市|若者世帯新築取得補助
40歳未満の若者世帯が対象で、最大20万円の補助。
移住者向けの支援制度と併用も可能です。
空き家活用・移住定住支援(市町村)
各自治体で空き家バンク制度と連携した補助もあり、中古住宅の購入+リフォームで最大100万円の補助が受けられるケースもあります。
リフォーム時に使える主な補助金制度(2025年)

子育て・高齢者世帯リフォーム支援事業(大分市)
- 子育て世帯:最大40万円
- 多子世帯:最大50万円
- 三世代同居世帯:最大75万円
- 高齢者世帯:最大30万円
住宅のバリアフリー化、省エネ化、家事効率化などのリフォームが対象です。
住宅改修費(介護保険制度)
要介護・要支援認定を受けた方の住宅改修に対し、最大20万円まで補助。
手すり設置や段差解消など、バリアフリー工事が対象です。
高齢者住宅改造費助成
65歳以上の非課税世帯が対象で、最大18万円まで助成。
安全性や快適性を向上させるリフォームに活用できます。
障害者住宅設備改造費
障害者手帳をお持ちの方が対象で、最大80万円の助成があります。
使いやすい浴室・トイレ・玄関への改修などが該当します。
木造住宅耐震化促進事業
1981年(昭和56年)以前に建築された木造住宅を耐震改修する際、最大150万円の補助を受けられます。
部分改修でも60万円の補助があります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業(国)
耐震、省エネ、劣化対策など性能向上を目的としたリフォームに対し、最大210万円の補助が受けられる制度です。
先進的窓リノベ2025事業(国)
高断熱窓へのリフォームに対して補助金が出る制度で、2025年度限定の支援となります。
補助金を活用する際の注意点
- ほとんどの制度が「着工前の申請」が必須です。
- 申請受付は予算上限に達し次第終了となるため、早めの相談・準備が重要です。
- 市町村ごとに内容が異なるため、事前に各自治体の公式サイトや窓口で詳細を確認してください。
- 条件(世帯構成・年齢・所得・住宅性能など)によって使える制度が異なります。
よくある補助制度と補助額の比較表
| 区分 | 制度名 | 最大補助額 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 住宅購入 | 子育てグリーン住宅支援事業(国) | 最大160万円 | 子育て・若者夫婦世帯 |
| 住宅購入 | 大分県 若者・子育て住宅取得支援 | 最大100万円 | 省エネ住宅・若者・子育て世帯 |
| リフォーム | 子育て・高齢者世帯リフォーム支援事業 | 最大75万円 | 子育て世帯・三世代同居・高齢者 |
| リフォーム | 木造住宅耐震化促進事業 | 最大150万円 | 昭和56年以前の木造住宅 |
| リフォーム | 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 最大210万円 | 性能向上を伴う大規模リフォーム |
まとめ|大分県の補助金を使って、かしこく家づくり・リフォームを
補助金制度をうまく活用すれば、住宅取得やリフォームにかかる費用を大幅に削減することが可能です。
大分県では、子育て世帯や若者世帯、高齢者世帯などライフステージに合わせた支援制度が充実しています。
まずは「自分がどの制度を使えるか」を確認し、早めに住宅、不動産会社や自治体に相談することが、後悔しない家づくりの第一歩です。
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