OITAリノベ リノベーション向き中古物件の見極めポイント!初心者でもわかる選び方

リノベーション向き中古物件の見極めポイント!初心者でもわかる選び方

2025.04.27
不動産購入

皆さん、こんにちは。

リノベーション前提で中古物件を探していると、どこをチェックすればいいのか悩んでしまうこともありますよね。

見た目がきれいでも、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあります。

今回は、リノベーション向き中古物件の見極めポイントについて、わかりやすくご紹介します。

リノベーション向き中古物件とは?

リノベーション前提で物件を探すなら、最初に確認したいのは建物の構造です。

マンションの場合「ラーメン構造」の建物を選ぶのが理想的です。柱と梁で建物を支えているため、壁を取り払いやすく、間取り変更の自由度が高いのが特徴です。
一方で「壁式構造」は、壁自体が建物を支えているため、自由なリノベーションが難しいこともあります。

一戸建てなら「木造軸組工法」の住宅がおすすめです。間取り変更にも柔軟に対応しやすいため、希望通りの住まいにしやすくなります。

築年数と耐震基準を確認しよう

次にチェックしたいのが築年数と耐震基準です。

リノベーション向きとして狙い目なのは、築15年から25年くらいの物件です。この年代の物件は価格が落ち着いており、リノベーション費用とのバランスも取りやすくなります。

さらに、1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物は、新しい耐震基準を満たしているため、安心して住み続けることができます。

購入前には、必ず築年数と耐震基準の確認を行いましょう。

マンションなら管理規約を必ずチェック

マンションをリノベーションする場合は、管理規約や工事細則の確認が必須です。

たとえば、水回りの移動が禁止されていたり、床材の変更が制限されていたりすることもあります。
管理規約の制限によっては、希望していたリノベーションができない可能性もあるため、購入前に管理会社や管理組合にしっかり確認することが大切です。

配管や設備の劣化を見逃さない

外見だけではわからない内部の状態にも注意を向けましょう。

特に水回りのリノベーションを考えている場合、配管の位置や劣化状態をしっかりチェックすることが重要です。
床スラブ上に配管が設置されていれば比較的工事がしやすいですが、床を貫通している場合は大掛かりな工事が必要になることもあります。

ホームインスペクション(住宅診断)を活用して、見えない部分の劣化も把握しておきましょう。

完了検査証と違反建築の有無を確認

物件購入時には、完了検査証が発行されているかどうかも確認しておきましょう。

完了検査証がない物件は、住宅ローンの審査に通りにくかったり、違反建築物のリスクがあったりします。
違反建築物だと、リノベーション自体ができない可能性もあるため、慎重にチェックしておきたいところです。

立地と将来的な資産価値を考える

リノベーションで理想の家を作ったとしても、立地が悪ければ住み心地や資産価値に影響します。

駅に近い、買い物に便利、人気の学校区に属している、など立地条件は非常に重要です。
将来的な資産価値も考えながら、慎重にエリア選びを行いましょう。

専門家に相談するのも安心

リノベーション向き中古物件の見極めに不安があるなら、専門家に相談するのもおすすめです。

リノベーション会社や建築士に現地調査を依頼すれば、見えないリスクを事前に把握できる可能性があります。
安心して物件選びを進めるためにも、プロの力を上手に活用しましょう。

まとめ

リノベーション向き中古物件を選ぶためには、
・建物の構造(ラーメン構造、木造軸組工法)
・築年数と耐震基準
・マンションの管理規約確認
・配管や設備の劣化チェック
・完了検査証と違反建築の確認
・立地と将来的な資産価値
・専門家への相談
これらのポイントをしっかり押さえることが大切です。

焦らず、じっくりと自分たちに合った物件を選んでいきましょう!

OITAリノベでは、リノベーションにおすすめの物件も多数ご紹介できます。

ぜひ、お気軽にお問合せください

この記事を書いた人
SAKAI株式会社
SAKAI株式会社 1961年に創業し、大分県を拠点に新築住宅、リフォーム、不動産事業を展開しています。「感謝、誠実、革新」を理念に、地域の暮らしを支え、住み心地の良い本物の住宅を提供することを目指しています。