OITAリノベ リノベーションの住宅ローンとは?2つの借入方法を解説!

リノベーションの住宅ローンとは?2つの借入方法を解説!

2025.06.21
リノベーション

リノベーションを検討する際、避けて通れないのが「資金計画」です。特に中古物件を購入してフルリノベーションを行うケースでは、購入費用と工事費用をどう賄うかが重要なポイントになります。今回は、リノベーションに使える住宅ローンの種類や違いについて、わかりやすく解説します。

住宅ローン(リノベーション一体型)とは?

住宅ローン(リノベーション一体型)は、物件の購入費用とリノベーション費用を「まとめて借りられるローン」です。返済期間が最長35年と長く、月々の返済を抑えやすいのが大きなメリットです。

ただし、借入の際には以下のような条件や準備が必要です。

  • 年収・勤続年数・健康状態など、審査が厳しめ
  • 築年数によっては融資対象外になることも
  • 見積書・リノベーション計画書の提出が必要
  • 抵当権を設定するため、自宅が担保となる

事務手数料や保証料などの諸費用は発生しますが、ローンを一本化できるため資金管理もしやすくなります。

リフォームローン(リノベーションローン)とは?

一方、リフォームローンは「リノベーション費用のみを借りるローン」です。すでに物件を所有している場合や、住宅ローンと別で資金を調達したいときに向いています。

  • 無担保型が多く、抵当権設定が不要
  • 金利はやや高め、返済期間は5〜15年ほど
  • 審査は比較的やさしく、築年数の影響も少ない

借入額が少ない場合や、住宅ローンの審査に通らなかった場合の選択肢としても活用されています。

補助金・減税の対象になることも!

一定の基準を満たすリノベーションには、国の補助金制度や住宅ローン減税が利用できる場合があります。

たとえば以下のような工事が対象です。

  • 断熱・耐震・バリアフリー改修
  • 長期優良住宅化リフォーム
  • フラット35リノベ(省エネ・耐震などの条件付きで金利優遇あり)

条件によっては数十万円〜百万円超の補助金が出ることもあるため、計画段階で確認しておきましょう。

どちらを選ぶべき?ローンの比較表

項目住宅ローン(リノベ一体型)リフォームローン(リノベローン)
融資対象住宅購入+リノベ費用リノベ費用のみ
金利低め高め
返済期間長い(最長35年)短め(5〜15年程度)
審査厳しい比較的通りやすい
担保(抵当権)必要不要(無担保型が多い)
諸費用(保証料など)発生する比較的少ない

リノベーションローン利用時の注意点

  • 住宅ローン一体型は金融機関が限定されるため、事前に取り扱いの有無を確認しましょう。
  • 物件購入と同時にリノベーション計画を進める必要があるため、早めにリノベーション会社と連携しておくことが重要です。
  • 仲介手数料や登記費用などの諸費用はローンに含まれないケースもあるため、自己資金も考慮して資金計画を立てましょう。

まとめ

リノベーションで使える住宅ローンには、「物件購入+リノベーション費用をまとめられる住宅ローン一体型」と、「リノベーション費用だけ借りるリフォームローン」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、予算や目的に応じて選ぶことが大切です。

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この記事を書いた人
SAKAI株式会社
SAKAI株式会社 1961年に創業し、大分県を拠点に新築住宅、リフォーム、不動産事業を展開しています。「感謝、誠実、革新」を理念に、地域の暮らしを支え、住み心地の良い本物の住宅を提供することを目指しています。